年金支給漏れ 10万人の対象者・対応について 2017年9月度

年金支給漏れ 10万人の対象者・対応について 2017年9月度

2017年の9月に発覚した年金支給もれに関するニュースをまとめました。
10万人とも言われる対象者と自分が対象かの調べ方やどうすればいいのか、今後の政府の対応についてまとめました。

 

年金支給漏れの流れ

厚生労働省は9月13日、専業主婦世帯などを対象にした年金の加算制度で事務処理ミスなどがあり、1991年からの26年間で10万5963人に計598億円の支給漏れがあったと公表しました。

 

一度に判明した支給漏れとしては過去最大とのことです。

 

会社員向けの厚生年金と公務員らの共済年金(2015年に厚生年金と統合)の情報の連携が不十分だったことが主な原因で、支給漏れの96%は夫婦の一方が共済年金を受給している人でした。

 

 

年金支給漏れの対象者

今回の年金支給漏れの可能性があるのは、1926年4月2日以降生まれで現在65歳以上の人。
特に夫が公務員や私立学校の教職員だった専業主婦が多いとみられています。

 

未払い額

年金の未払い額は1人平均56万円。

 

ではどうすれば自分が対象かというとですが、まず専用ダイアルが開設されています。

 

専用ダイヤル

専用ダイヤル(0570・030・261)

 

当分の間、対応時間も平日は午前8時半〜午後8時、土日は午前8時半〜午後5時15分まで広げられています。

 

専用ダイアルに電話する前に用意するもの

専用ダイヤルでは、支給漏れに該当するかどうかと、およその未払い額が分かるとのことです。
年金証書や支給額変更通知書など、基礎年金番号が分かる書類が必要ですので用意してからかけましょう。

 

もし専用ダイアルがかかりにくい場合、常設の相談電話「ねんきんダイヤル」(0570・05・1165)や各地の年金事務所、年金相談センターでも相談を受けつけているので電話を他のところでしてみましょう。

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個人でまとめたサイトですので、情報も古くなっていることもありますので、年金のことで分からないことがありましたら、日本年金機構で必ず確認して下さい。
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