支給される国民年金の種類 老後だけじゃない!
一般的に年金というと老後にもらえるお金の事だと思いがちです。もちろん老後にもらえるお金が年金のメインだと言えますが年金には老後以外にももらえる事もあるのです。
特に若い方は老後=年金という事で、まだまだ先の事だと考えますが、万が一の事が起これば明日からでもお世話になる可能性もあるのです。
支給される年金の種類
老齢年金
老後の生計を支えるために65歳になると支給される一番有名な年金です。国民年金から「老齢基礎年金」、厚生年金から「老齢厚生年金」、共済年金から「退職共済年金」が支給されます。
障害年金
病気や事故などで障害が残った場合、その障害の程度によって支給される年金の事です。国民年金から「障害基礎年金」厚生年金から「障害厚生年金」、共済年金から「障害共済年金」が支給されます。
遺族年金
年金に加入している人が亡くなった場合、その人の配偶者や子供に対して支給されるのが遺族年金です。国民年金から「遺族基礎年金」、厚生年金から「遺族厚生年金」、共済年金から「遺族共済年金」が支給されます。
ここがポイント!!
老後にもらえる老齢年金と同様、厚生年金や共済年金の加入者が障害年金や遺族年金を支給される際は基礎年金に上乗せして支給されるので、国民年金のみの加入者より支給額が多くなります。
障害年金は初診日、遺族年金は死亡日の前日の属する月の前々月まどの加入すべき期間のうち滞納期間が3分の一以下である必要があります。
つまり3分の1以上滞納期間があると支給されません。しかし3分の1以上の滞納があったとしても、特例として直近1年間に滞納がなければ支給されます。
年金は老後だけのものではありません。万が一の保険にもなるわけですね。