国民年金免除のメリット

国民年金保険料を経済的事情によって納める事が困難な人は、未納状態にするよりも免除申請をした方が良いのは分かりますね。

 

では実際には国民年金の免除にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

老後に年金を受給できる

 

国民年金の保険料を免除されると、将来年金を受給する事ができます。もちろん満額を受給する事はできませんが未納だと1円も受給できませんので大きな違いですね。免除の割合によって年金額への反映が異なります。

  • 4分の1免除 全額を納めた時の年金額の8分の7
  • 2分の1免除 全額を納めた時の年金額の8分の6
  • 4分の3免除 全額を納めた時の年金額の8分の5
  • 全額免除 全額を納めた時の年金額の2分の1

 

免除期間は受給資格期間にカウントされる

 

年金を受給するためには現在25年(300月)の加入期間が条件となります。さらに平成29年4月には加入期間が10年に短縮される予定です。未納では加入月がカウントされませんので受給資格を得るためにも免除申請は大切ですね。

 

ちなみに全額免除以外は一部を納付しないと未納扱いとなりますので注意が必要です。

 

障害年金、遺族年金も受給できる

 

免除期間中に怪我や病気で障害や死亡といった不慮の事態が発生した場合でも、障害年金や遺族年金を受給する事ができます。もちろん未納だと受給資格がありませんのでこれも大きな違いですね。

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個人でまとめたサイトですので、情報も古くなっていることもありますので、年金のことで分からないことがありましたら、日本年金機構で必ず確認して下さい。
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