確定拠出年金法、改正案が成立!!
2016年5月24日の衆議院本会議におきまして、確定拠出年金法の改正案が成立しました。
確定拠出年金制度とは、個人もしくは企業が積立金を拠出して、自己責任の元、個人が商品選択や売買決定を行う資産運用を行います。そして、その成果が個人の老後の受取額となる制度です。
今まで個人型の確定拠出年金は自営業者や企業年金のない会社員など加入条件があり誰でも加入できるという制度ではありませんでした。それが今回の改正により公務員、専業主婦、企業年金のある会社員なども加入できるようになったのです。簡単に言うと、誰でも加入できるようになったのです。
誰でも加入できるようになったのは良い事だけど、あまりピンと来ない方も多いですよね。
しかし、この確定拠出年金は税制上の優遇がすごいのです。
確定拠出年金の税制上の3つの優遇
1 掛け金が所得控除になる。
2 運用益が非課税になる。
3 受け取り時にも税金が優遇される。
つまり、税金の面でいえば、最も優遇された条件で老後のお金を形成できるという制度なのです。
しかし、60歳までは受け取れませんし、解約にも制限があるという事なので、しっかりとした資金計画が必要になります。
逆に言えば、しっかりとした資金計画さえ立てれれば、心強く頼もしい制度になるという事ですね。