国民年金基金の種類
国民年金基金に加入するためには、厚生大臣の認可を受けた公的な法人のいずれかに加入しなければなりません。
国民年年基金を運営する公的な法人とは、47都道府県に設立された「地域型基金」と25の職種別に設立された「職能型基金」の2種類があります。
地域型国民年金基金
「地域型国民年金基金」とは全国の47都道府県の一つずつ設立されています。加入条件は、住所を有する都道府県の国民年金第1号被保険者です。
職能型国民年金基
「職能型国民年金基」とは25の職種に設立されています。加入条件は各基金ごとに定められた事業または業務に従事する国民年金代1号被保険者です。職種とはタクシー運転手、クリーニング業、歯医者に弁護士など幅広く設けられています。
地域型と職能型と2つの形態がありますが、それぞれの基金が行う事業内容は同じですので、どちらに加入しても損得はありませんが、どちらか一つにしか加入できません。
加入条件から外れると脱退、もしくは新しく加入しなおさなければならないので、転職や引越しなど各々の人生設計に合わせて、変わる可能性のない方を選択する事をおすすめします。