国民年金 受給額 2018年 | 老齢基礎年金の計算方式
国民年金について誰もが一番気になるのは受給額ですね。
一体いくらもらえるのでしょうか。2018年は公的年金支給額を昨年からすえおくことを発表しました。
平成 30年度の新規裁定者(67 歳以下の方)の年金額の例だと平成29年度(月額)国民年金は老齢基礎年金(満額):1人分で前年度比変わらず 6万4941円となります。
一人分の国民年金月額(満額) 6万4941円
満額は年金保険料を40年納めた場合
厚生年金のモデル金額(夫婦2人の場合):月額「221,227円」
厚生年金のモデル金額は、夫が平均的収入で40年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であった世帯が年金を受け取り始める場合
国民年金は20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた方は、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。
実は国民年金の受給額の計算は簡単なのです。
満額(平成28年度は780100円)×加入月数÷480で計算できます。
全期間納めた人は40年×12ヶ月は480ヶ月が加入月数になるので満額の金額そのままがもらえますね。
例えば30年間の保険料納付期間があれば加入月数は30年×12ヶ月で360ヶ月となります。加入月数に360をいれて計算すると年間で585,075円となり、約58万もらえる事がわかります。
満額についてはこちらが最新情報です。(2018年3月22日)
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下がり続ける給付額、上がり続ける負担額
ちなみに、この数式ででてくる780100円とは20歳から60歳までの40年間一度の未納もなく払った時にもらえる満額になるのですが(平成28年度分)、
この満額の数字が1999年度の80万4200円をピークに下がり続けているのです。
一方で納める保険料は国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の1か月当たりの保険料は2017年度は前年度比230円増の1万6490円、2018年度は1万6340円です。
平成17年から毎年上がっています。平成29年まで上がり平成30年になってはじめて150円下がりました。
支給額は減ったり据え置きのままなのに納付額は増え続けているという現状が、年金未納が増えている原因でもあるかもしれないですね。
満額で78万円って多い?少ない?
平成30年度では40年コツコツと国民年金を払い続けてもらえる金額は約78万、毎月約6万5千円です。はっきりいって少ないですね。
国民年金のみで生活している老人の生活が苦しいのも納得ですね。
もらえないよりはもらった方が良い、しかしもらったとしても生活するのに十分な金額ではない、これが国民年金のリアルな立ち位置なのです。
年金の受給学はほぼ毎年変わっていきますので最新情報と正しい情報は公式サイトで確認お願いします。
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